2019.02.25 11:12 更新
2019.02.24 配信
Huaweiより、かねて噂されていた“Foldable Phone”こと折りたたみスマートフォンの「HUAWEI Mate X」がリリースされた。
表側が6.6インチ(2,480×1,148ドット)、裏側6.38インチ(2,480×892ドット)の有機ELディスプレイを2画面搭載。それぞれの画面は「Falcon wing mechanical hinge」と称するヒンジで連結され、外側に展開すると2,480×2,200ドットの8インチタブレットにシームレスに変形する。
外側にスマートフォン画面、内側にタブレット画面を備えていたSamsungの「Galaxy Fold」とは、異なるアプローチが採用されている。
主なスペックは、プロセッサがオクタコアのKirin 980、メモリ8GB、ストレージ256GBといった構成。さらに7nmプロセスのモデムチップBalong 5000が内蔵され、5Gと4GのデュアルSIMに対応する。
また、カメラはライカ製で、4,000万画素の広角レンズ+1,600万画素の超広角レンズ、800万画素の望遠レンズを組み合わせたトリプルカメラ仕様。電源ボタン一体型の指紋認証センサーを内蔵、専用の外部ストレージNM Cardにも対応(4Gスロット兼用)する。
外形寸法は折りたたみ時W78.3×D161.3×H11mm、展開時146.2×D161.3×H5.4~11mm、重量295g。「iPhone XS Maxよりも6倍高速」と謳う55Wの急速充電に対応した4,500mAhの大容量バッテリーを内蔵、30分で85%の充電が可能という。なお、カラーはInterstellar Blueのみ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Huawei Technologies Co. Ltd.: http://www.huawei.com/