対応キャリアボードも同時リリース

カードサイズ70×70mmのQseven規格に対応するCPUモジュールの新製品。SoCは4コアのAtom x7-E3950（1.60GHz/バースト時2.00GHz/キャッシュ2MB/TDP12W）または、2コアのAtom x5-E3930（1.30GHz/バースト時1.80GHz/キャッシュ2MB/TDP6.5W）を搭載する。

-40～85℃の広温度域に対応し、オートメーション機器やATM、デジタルサイネージなど、過酷な環境での動作が求められる産業機器に最適。また省電力ながらIntel HD Graphics 500による4K表示をサポートしており、高解像度のゲームシステムにも向く。

主なスペックはメモリがLPDDR4（最大8GB）、ストレージは最大32GB eMMCで、ネットワークはIntel I211ITによるギガビットLANを搭載。拡張スロットはPCI-Express（x1）×4を増設することができる。

IP416

なおiBASEでは、対応キャリアボードとして、MicroATXフォームファクタの「IP416」も同時リリース。拡張スロットはPCI-Express（x1）×3、miniPCI-Express×1、ストレージはSATA3.0（6Gbps）×2で、リアポートはDisplayPort×1、USB3.0×2、シリアルポート×4、オーディオ端子×3を搭載する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
iBASE Technology Inc.： http://www.ibase.com.tw/