使用頻度の低いレールの出力を調整し、+12Vの安定性も向上

SilverStoneの80PLUS GOLD認証電源「Strider Gold S」シリーズに属する新製品。「ST75F-GS V2」の後継モデルに当たる製品で、搭載コンポーネントや構造の改良により、重量は2.10kgから1.31kgへと約40％の軽量化を実現した。

また使用頻度の低いレールの出力を調整し、+12Vの安定性を向上している他、エアフローを高めるための吸気口デザインの改良や、ケース内での取り回しを良くするためモジュラーケーブルのコネクタ数、配置の変更などが行われている。

+12V出力はシングルレールの62Aで、ノイズレベル最小18dBAの120mm口径ファンを搭載。保護回路は過電流保護（OCP）、過負荷保護（OPP）、過電圧保護（OVP）、過熱保護（OTP）、低電圧保護（UVP）、短絡回路保護（SCP）の6系統で、力率を改善するアクティブPFC回路（PF>0.9）を備えた。

ケーブルはフラットケーブルによるフルモジュラー方式で、本体サイズはW150×D140×H86mm。製品保証は3年間。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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