秒間4兆回の処理が可能な深層学習向けチップをオプションで搭載

ASRockより、深層学習機能を組み込んだコンピューティングチップIntel Movidius Myriad Xをオプションで搭載可能なIoTカメラ「athena A1」がリリース。IoT向けの深層学習ツールキット「OpenVINO」もサポートしている。

Intel Movidius Myriad Xは、1秒間に4兆回の処理が可能という深層学習機能を備えたコンピューティングチップ。従来の2倍以上の高度な画像認識処理をエッジ側で行うことができる。

1080pに対応する200万画素IPカメラを内蔵し、本体にはApollo Lake世代のIntel Atom、メモリはLPDDR4-2400 4GB（最大8GB）、ストレージは32GB eMMCを実装。拡張スロットはストレージ用のM.2 2242（Key B）×1とワイヤレスモジュール用のM.2 2230（Key E）×1を備える。

そのほか、ネットワークはRealtek 8111GチップによるギガビットLAN×1、SIMスロットを装備。インターフェイスは、USB3.0×1、micro HDMI×1、microSDスロットなどを備える。電源は12V ACアダプタを使用、PoE（Power over Ethernet）給電にも対応する。外形寸法W220×D117.6×H58.6mm、重量1kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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