2019.03.14 22:01 更新
2019.03.14 配信
日本時間の2019年3月14日22時00分、Turingアーキテクチャを採用するGPUでは初となるGDDR5採用モデル「GeForce GTX 1660」が登場。搭載グラフィックスカードの発売が解禁された。
型番から分かる通り、2月22日に登場した「GeForce GTX 1660 Ti」の下位に位置づけられる製品で、ビデオメモリがGDDR6(12Gbps)からGDDR5(8Gbps)へと変更されているのが最大の違いだ。
またGPUコアは「TU116」のまま変わらないものの、CUDAコア数は1,536基から1,408基に削減。当然RTコアやTensorコアも省略されており、Pascal世代の「GeForce GTX 1060」にかなり近いスペックになっている。
その他、コアブーストクロックは1,785MHz、メモリバス幅は192bit、消費電力は120Wで、補助電源コネクタは8pin×1。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x16)を採用する。
なお秋葉原の店頭では、すでにGIGABYTE、Inno3D、MSI、ZOTAC、玄人志向の製品が入荷済みで、明日のオープンと共に販売開始。なお市場想定売価は税抜27,800~33,980円前後に設定されている。
GeForce GTX 1660 Tiの最安モデルとの価格差は4,000~5,000円。GPUコアはそれほど変わらないものの、メモリ周りの違いが大きくなかなか悩ましい |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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