2019.03.18 12:00 更新
2019.03.15 配信
キーボードのギーク集団で構成されるInput Clubより、革新的なメカニカルキーボード「Keystone Mechanical Keyboard」がリリース。2019年後半にKickstarterにてプロジェクトが公開される予定で、その際の支援額は100ドル以下を想定しているという。
最大の特徴は、アナログ制御に対応した独自のメカニカルスイッチ「Mechanical Input Club Silo Switches」。磁気を利用してアクチュエーションポイント(認識点)を200段階以上で検出できる「Hall Effect sensing」を採用し、全キーでアナログ入力を実現している。具体的には、半押しで歩行し全押しでダッシュといったゲーム動作や、半押しで小文字入力、全押しで大文字入力といったカスタマイズが可能という。
技術的には1960年台に開発された機構ながら、圧倒的に高価だったコストの大幅カットを実現。100ドル以下での製品化を可能にした。スイッチはホットスワップに対応したモジュラー式になっており、業界標準の20倍となる10億回ストロークの耐久性を備えるという。スイッチタイプは、打鍵感の異なるリニア、タクタイル、クリッキー(Clicky)の3タイプをラインナップする。
そのほか、オプションでRGBイルミネーションの搭載も可能。オープンソースのファームウェアにより、全キーのプログラムやキー割り当て、マクロ登録に対応する。ポーリングレートは1,000Hz。底面には可変式のチルトスタンドを備え、3段階(5/10/15°)の角度調整が可能となっている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Input Club: https://input.club/