2019.03.19 12:01 更新
2019.03.18 配信
NVIDIAの技術カンファレンス「GPU Technology Conference 2019(GTC 2019)」にて、AIコンピューターボードの最新モデル「Jetson Nano」が発表。99ドルの開発者キットが発売されており、6月には量産製品への実装が可能な129ドルのモジュールが提供される。
従来型のJetsonから手のひらサイズまで小型化。接続した各種高解像度センサーの並行処理、主要なAIフレームワークに対応する。CPUはクアッドコアのARM A57、GPUはコア128基のMaxwell、LPDDR4 4GBメモリを実装。472 GFLOPSの演算性能を発揮する。
そのほか、MIPI CSI-2 DPHYレーンを利用したカメラ接続に対応、AI推論による画像認識などに活用可能。カメラは開発者キットで1台、モジュールでは最大12台を接続できる。
OSはLinux for Tegraに対応し、従来のJetson向けプログラムをそのまま転用可能。外形寸法は開発者キットが100×80mm、モジュールは70×45mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
NVIDIA Corporation: https://www.nvidia.com/ja-jp/