2019.03.27 14:00 更新
2019.03.27 配信
中国Langogo社が開発した、AI搭載の音声翻訳機「Langogo」について、国内向けの一般販売が開始される。先行してMakuakeにおけるクラウドファンディングが行われ、目標4,000%超えの資金を調達した注目ガジェットだ。
本来の翻訳機能に加えて、モバイルルーター機能を搭載する点が大きな特徴。microSIMまたはeSIMに対応、eSIM利用の場合は海外渡航先でも都度SIMカードを購入することなく、該当地域で最適なネットワークに自動で接続できる。端末は1台につき最大6台の同時接続に対応している。
翻訳機としては、全世界95ヶ国語に対応。24の翻訳エンジンを搭載するほか、オンライン翻訳では大規模データベースから1秒未満で最適な翻訳をリアルタイムに実行する。AIとビッグデータにより、ネイティブに近い話し方で音声翻訳を行うことができる。
また、AIによる現地情報のアシスタント機能も搭載。現地のレストランや観光スポットから、天気や為替、交通情報、タクシー手配などを瞬時に提供する。
主な仕様は、ディスプレイが3.1インチ液晶(800×480ドット)、プロセッサはクアッドコアのMediaTek MTK6739、ストレージ8GBを内蔵。バッテリー容量は2,200mAhで、約2.5時間の充電で最大6時間の連続動作に対応する。外形寸法はW54.4×D121.3×H13.2mm、重量115g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Langogo: http://langogo.jp/