2019.03.29 14:00 更新
2019.03.28 配信
鉄道ホームの監視用に開発された液晶ディスプレイの新製品。一般的なディスプレイの5倍以上となる、1,300cd/m2の高輝度表示が可能なため、半屋外の日差しの強い環境でも映像を鮮明に表示することができる。
また広範囲、高精細、低遅延な撮影ができるアナログハイビジョン規格「AHD」に対応するため、同社の鉄道ホーム監視用ディスプレイとしては初めてフルHD(1,920×1,080ドット)解像度をサポートするのも特徴だ。
主なスペックは、液晶パネルがノングレアIPS方式、視野角は水平/垂直178°、表示色約1,677万色、コントラスト比1,000:1、応答速度1ms。インターフェイスは入力端子がHDMI1.4×1、BNC(AHD)×2、BNC(CVBS)×1、出力端子がBNC(AHD/ループスルー)×2、BNC(CVBS/ループスルー)×1で、同軸ケーブルの最大距離は500m。なおBNCはスルーアウト方式のためデイジーチェーンにも対応する。
本体サイズはW297×D60×H512mm、重量約4.6kg。筐体は放熱性・耐久性に優れるアルミニウム製で、0~50℃の幅広い動作温度と、20~80%の湿度条件に対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/