2019.04.08 22:00 更新
2019.04.08 配信
AMDより、ビジネス向けのハイパフォーマンスノートPCなどに採用される、モバイル向けの新型プロセッサ第2世代「Ryzen PRO」と「Athlon PRO」が発表された。メモリ暗号化に対応したセキュリティ専用のコプロセッサを内蔵するなど、通常モデルに比べセキュリティ性能が強化されている。
12nmプロセスルールを採用したCPUで、従来モデルからマルチスレッド性能が最大16%向上した。また、Radeon Vegaグラフィックスを内蔵し、クリエイティブ向け性能も最大14%向上。超薄型ノートPCにおけるパフォーマンスでは、競合を上回り最速を謳う。なお、TDPはいずれも15Wで、従来比でバッテリーライフは最長12時間延び、最大10時間の動画再生も可能という。
新たに発表されたラインナップは、合計4モデル。主な仕様は、最上位の「Ryzen 7 PRO 3700U」が4コア8スレッド/2.3GHz/最大4.0GHz/Radeon Vega 10、「Ryzen 5 PRO 3500U」は4コア8スレッド/2.1GHz/最大3.7GHz/Radeon Vega 8、「Ryzen 3 PRO 3300U」は4コア4スレッド/2.1GHz/最大3.5GHz/Radeon Vega 6、「Athlon PRO 300U」は2コア4スレッド/2.4GHz/最大3.3GHz/Radeon Vega 3となっている。
なお、近日中にLenovoとHPより搭載モデルが発売される見込みだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
AMD: http://www.amd.com/