2019.04.09 10:12 更新
2019.04.08 配信
4月2日付けプレスリリースで一報をお届けした、EVGAのオーバークロック向けGeForce RTX 2080 Ti「EVGA GeForce RTX 2080 Ti K|NGP|N」の詳細スペックおよび、販売価格が判明した。
GPUコアの冷却を240mmラジエター採用の水冷ユニットが、電源回路の冷却を全銅製ヒートシンクと空冷ファンが受け持つ独自設計のハイブリッドクーラーを搭載。さらにAsetekの最新第6世代ポンプユニットを組み合わせることで、電圧を盛ったオーバークロックにも耐えられる冷却性能を実現している。
さらに12層の高品質PCBや、OCモード/LN2モードを含む3種類のBIOS ROM、16+3フェーズの電源回路、最高525Wまでの電源供給を可能にする8pin×3の補助電源コネクタなどにより、従来のグラフィックスカードでは難しかった極端なオーバークロックにも対応する。
その他、電圧、温度、クロック、消費電力、GPU使用率などをリアルタイムに表示するOLEDディスプレイや、正確な電圧・クロック制御を可能にする「Probe-It/EVBotヘッダ」、ファンの回転数を細かく制御する12個の「iCX温度センサー」などを備える。
主なスペックはコアブーストクロック1,770MHz、メモリクロック14,000MHz、メモリバス幅352bitで、GDDR6 11GBのビデオメモリを搭載。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(16)、出力インターフェイスはUSB Type-C×1、HDMI×1、DisplayPort×1、miniDisplayPort×2。カードサイズは長さ290.83mm、高さ139.3mmで、2スロットを専有する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EVGA Corporation: http://www.evga.com/