2019.04.09 18:20 更新
2019.04.09 配信
昨年5月に開発がアナウンスされた、容量850Wの水冷・空冷ハイブリッド電源ユニット「Hydro PTM+ 850W」がついに正式発表された。
容量1,200Wの「Hydro PTM+」の下位モデルにあたる製品で、冷却システムには135mm口径のFDBファンに加え、Bitspowerと共同開発したオリジナルウォーターブロックを標準装備。DIY水冷システムに接続することで冷却性能を高め、水冷使用時は最大出力を850Wから1,000Wに引き上げることができる。
電源効率は80PLUS PLATINUM認証を取得し、高効率な電源変換を可能にする「DC-DCモジュール設計」や、安定した出力を可能にする「デュアルトランス設計」、信頼性・耐久性に定評のある日本メーカー製固体コンデンサなどの高品質コンポーネントを採用。また出力が50%以下の状態で、ファンの回転を停止するセミファンレス機能を備えた。
+12V出力はシングルレーン70.83A、電源コネクタは必要なもののみ接続するフルモジュラー仕様で、保護回路はOCP、OVP、SCP、OPP、OTPの5系統を搭載。本体サイズはW150×L190×H86mm、重量2.9kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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