2019.04.11 10:21 更新
2019.04.10 配信
今年1月にアナウンスされたIntelのハイブリッドフラッシュストレージ「Optane Memory H10 with Solid State Storage」が正式発表。その詳細スペックが判明したので、早速紹介していこう。
「Optane Memory H10 with Solid State Storage」は、Intel製3D QLC NANDフラッシュに加え、低レイテンシで耐久性に優れるOptaneメモリをオンボードキャッシュとして搭載するNVMe M.2 SSD。特にマルチタスクでの処理速度向上効果が大きく、ドキュメントファイルのオープンは最大2倍、ゲームの起動は最大60%、メディアファイルのオープンは最大90%高速化できるとしている。
容量ラインナップは、16GBのOptaneメモリと256GBのQLD NAND、32GB+512GB、32GB+1TBの計3モデル。インターフェイスはPCI-Express3.0(x4)、転送速度はシーケンシャル読込最高2,400MB/sec、書込最高1,800MB/sec、ランダム読込330,000 IOPS、書込250,000 IOPS、レイテンシは読込最高7μs、書込18μs。
書込耐性は1TBモデルが300TBW、512GBモデルが150TBW、256GBモデルが75TBW、MTBFは160万時間で、製品保証は5年間。フォームファクタはM.2 2280、重量は10g未満。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/