2019.04.11 12:32 更新
2019.04.11 配信
国内キャリアとして初めて、KDDIよりeSIMサービスの提供開始がアナウンス。4月17日より「海外データeSIM powered by GigSky」がスタートする。北米などへの海外渡航時に、現地のデータ通信を2回線目として利用できる。
世界中でトラベルSIM事業を展開するGigSky(本社:アメリカ)が運営するサービスで、専用アプリで事前に利用期間とデータ量を決めてプランを購入する仕組み。App Storeより「海外データeSIM」アプリをダウンロードし、アカウント作成や支払方法の設定、プラン購入を行い、eSIM情報をダウンロードすると、対象地域に到着後、自動的に現地ネットワークの利用を開始できる。
対象地域は、アメリカ(本土、ハワイ、アラスカ)、カナダ、メキシコ、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島。デュアルSIMに対応したiPhoneで利用可能で、対象機種はiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの3機種。料金は、5GB/30日で5,800円、または8GB/30日で8,900円のプランが用意される。
KDDIはこれまで1回980円/24時間の「世界データ定額」を提供していたところ、長期の旅行や留学、出張など、長期間海外に滞在するユーザーの要望に応え、新サービスを開始することになった。現地でWi-Fiルーターをレンタルすることなく、手持ちのiPhoneだけで現地サービスが手軽に利用可能になる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
KDDI株式会社: http://www.kddi.com/
沖縄セルラー電話株式会社: http://www.au.kddi.com/okinawa_cellular/