2019.04.17 16:38 更新
2019.04.16 配信
AMDから、TDP12~25Wの省電力駆動に対応する組み込み向けプロセッサ「Ryzen Embedded R1000」シリーズがリリースされた。
グラフィックスコアには「Vega 3」を、CPUコアには「Zen」を採用し、CPUコア数は2コア/4スレッドに対応。AMD Rシリーズとの比較では約3倍のワットパフォーマンスを、競合製品との比較では約4倍のコストパフォーマンスを実現しているという。
製品ラインナップは、ベースクロック2.4GHz、ブーストクロック最大3.3GHz、GPUクロック1.0GHzの「R1505G」と、それぞれ2.6GHz/3.5GHz/1.2GHzの「R1606G」の2モデル展開。
その他スペックは共通で、GPUコア(SIMD数)は3基、マルチディスプレイはトリプルディスプレイに対応し、キャッシュはL2が1MB、L3が4MB。ネットワークは10ギガビットLAN×2をサポートする。
なおすでにiBASEからは搭載製品として3.5インチサイズSBC「IB918」と、デジタルサイネージプレーヤー「SI-323-N」がアナウンスされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/