2019.04.24 00:00 更新
2019.04.23 配信
Intelより、ハイエンドゲーミングノートPCへの搭載を想定した、TDP45Wクラスのモバイル向け「第9世代Intel Coreプロセッサ」が発表された。
最上位モデル「Core i9-9980HK」は、コア数が物理8コア、論理16コア、スマートキャッシュは16MBで、最高クロックは5.00GHz(TB時)を達成。倍率ロックも解除されており、デスクトップ向けのCore i9-9900Kに匹敵するスペックを備えているのが特徴。3年前のプロセッサと比較して4Kビデオ編集の性能は最大で54%高速化されているという。
また無線LANはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応するワイヤレスカードIntel Wi-Fi 6 AX200に最適化されており、FPSのゲームでは最高56%、ターン制ゲームでも最大38%の高速化が可能になる。
製品ラインナップは4コア/8スレッドの「Core i5-9300H」から「Core i9-9980HK」まで計6モデル。いずれもメモリはDDR4-2666のデュアルチャネルで、Intel Optane Memoryをサポートする。なお詳細スペックは以下の表の通り。
デスクトップ向け「第9世代Intel Coreプロセッサ」には、新プロセッサ計25モデルが追加される。
「Core i3-9350K」を除きすべて非Kモデルで、Core i9/i7/i5/i3の他、「第9世代Intel Coreプロセッサ」では初となるローエンドモデルとして、Pentium GoldとCeleronシリーズのラインナップが拡充されている。
またTDP35Wの「T」モデルが10モデルを占めるなど、省電力モデルのラインナップが充実しているのも大きな特徴だ。なお各モデルのスペックは以下の通り。
黄色の文字で記載されたモデルが今回新たに追加されたラインナップだ |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/