2019.05.07 11:00 更新
2019.05.06 配信
Marvellより、ネットワーキング技術の専門企業であるAquantiaの買収が発表された。MarvellはAquantiaの株式を一株あたり13.25ドル、総額4億5,200万ドルを現金で取得する。すでに両社の取締役会において買収の承認が完了、2019年末までに取引が完了する予定という。
Aquantiaは、いち早く10ギガビットコントローラを製品化するなど、自作市場でも知られた存在。Marvellは今回の買収により、こうしたMulti-Gig(2.5G/5G/10G)イーサネットコントローラ技術に加え、同社が手がける最先端の車載ネットワーク技術を獲得する。
Marvellは車載ネットワーク市場について、2022年までに62%の大幅成長を見込んでおり、特に同社の車載ネットワーク技術を高く評価。レベル4およびレベル5の自動運転に必要な高速ネットワーク技術を確保することで、グローバル規模のシェア獲得を狙っている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Marvell: http://www.marvell.com/