ミドルタワーからミニタワーまで3シリーズのモデルチェンジ

NZXTの主要PCケース「H」シリーズがモデルチェンジ。3シリーズが一斉に変更され、国内市場では7月中旬以降より販売が開始される。なお外観デザインおよび基本性能に変更が無いことから、実質マイナーチェンジ。従来機種との識別は、それぞれの製品名2桁目が「0」から「1」に変更され、カラーは各3色がラインナップする。

具体的な変更点は、外部インターフェイスにUSB3.1 Gen.2 Type-Cを追加または置き換え。さらに3.5mmミニジャックを従来のヘッドホンx1/マイクx1から、ヘッドセット用4極3.5mmミニジャックx1に変更されている。

さらにLEDファンコントローラー「Smart Device」搭載の「i」モデルは、RGB LEDコネクタを1から2に増強し、応答速度が向上された「Smart Device v2」を搭載。その他SSDトレイをはじめ細部のデザイン変更、「H500i」「H500」のみ対応だった強化ガラス製サイドパネルの固定スタイルを、他の製品にも反映。ネジ1本のみで固定できるようになっている。

「i」モデルのみグラフィックスカードの垂直マウント対応になった「H700」シリーズ

E-ATXサイズ（305x272mmまで）に対応する、ミドルタワーPCケース上位機種。ドライブベイは3.5インチシャドウベイx2+2、2.5インチシャドウベイx7を装備。冷却ファンはフロント120mmx3/140mmx2（120mmx3標準）、トップ120mmx3/140mmx2、リア120/140mmx1（140mm標準）。ラジエターはフロントおよびトップが360mmサイズまで、リアが120mmサイズまでのサポート。外形寸法はW230xD494xH516mm。

コンパクトなATX対応ミドルタワー「H500」シリーズ

ATX規格に対応する、ミドルタワーPCケース。ドライブベイは3.5インチシャドウベイx2+1、2.5インチシャドウベイx2+1を装備。冷却ファンはフロント120mm/140mmx2、トップ120mm/140mmx1（120mm標準）、リア120mmx1（120mm標準）。ラジエターはフロント280mmサイズまで、リアが120mmサイズまでのサポート。外形寸法はW210xD428xH460mm。

Mini-ITX対応のミニタワー「H200」シリーズ

Mini-ITX規格に対応する、ミニタワーPCケース。ドライブベイは3.5インチシャドウベイx1、2.5インチシャドウベイx3+1を装備。冷却ファンはフロント120mm/140mmx2、トップ120mmx1（120mm標準）、リア120mmx1（120mm標準）。ラジエターはフロント240mmサイズまで、リアが120mmサイズまでのサポート。外形寸法はW210xD372xH349mm。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
NZXT： http://www.nzxt.com/