2019.06.04 10:43 更新
2019.06.03 配信
Appleは、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼで開催した「WWDC19」にて、ハイエンドデスクトップPCとなる新型「MacPro」を発表した。
ステンレス製のフレームと、それを囲むようにかぶせるアルミニウムカバーで構成される新型筐体を採用。フロントからリアにストレートに抜けるエアフローによって高い冷却性能を実現するとともに、各種パーツに簡単にアクセスできるのも特徴だ。
またCPUは最大28コア/56スレッドのIntel Xeonシリーズで、メモリはヘキサチャネル、最大1.5TBのDDR4メモリに対応。さらにグラフィックスはRadeon Pro Vega II Duo(HBM2 32GB×2/SP4,096×2)を選択でき、8K動画のリアルタイム編集をはじめとしたプロクリエイターのワークフローを高速に処理できる。
本体サイズはW218×D450×H529mm、重量18kg。ネットワークは10ギガビットLAN×2、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0に対応する。
同時リリースされた「Pro Display XDR」は6K(6,016×3,384ドット)解像度に対応する32インチ液晶ディスプレイ。色域はP3、色数は約10億色(10bit)カラー表示に対応し、正確なコンテンツの表示が可能だ。
Pro Display XDR |
主なスペックは輝度が平均1,000nit、ピーク1,600nit、コントラスト比は100万:1。本体サイズはW718×D27×H412mm、重量7.48kg。表面仕上げはスタンダート、ナノテクスチャーガラスの2種類で、オプションとして「Pro Stand」(販売価格999ドル)と「VESA Mount Adapter」(同199ドル)が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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