2019.06.13 19:00 更新
2019.06.12 配信
本体に2つのシステムを内蔵し、それぞれをアクティブ状態で稼働する「Dual Active-Active controller」方式を採用する高可用性ハイエンドNAS。通常時はそれぞれのシステムに負荷を分散でき、「Active-Standby」方式のような無駄がないのが特徴だ。
さらに徹底した耐障害性を実現するため、冗長構成のホットスワップ電源や冷却ファン、ケーブルが外れても運用を続けることができる「デュアルパスmini-SAS」、停電時でもDRAMのデータを保持できる「Copy To Flash」などの機能を備える。
本体にはフルスペックのホットスワップシステムが2基内蔵されている |
主なスペック(1システムあたり)は、プロセッサがXeon D2145-NTまたはXeon Xeon D-2123IT、メモリはDDR4 128GB/96GB/64GB、起動用のフラッシュメモリは4GBで、ドライブベイは3.5インチホットスワップベイ(SATA3.0/SAS 12Gps)×16、キャッシュ用M.2×2。ネットワークはギガビットLAN×3、10ギガビットLAN×4を搭載する。
冷却ファンは60×60×38mm×3(16,000rpm)、電源容量は770W。本体サイズはW483.05×D630.62×H132mm、重量25.83kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
QNAP Systems: http://www.qnap.com/