自由なレイアウト構築を可能にするモジュラー設計。従来通り壁掛けも可能

Thermaltakeより、オープンフレームケースの傑作「Core P5 TG」の後継にあたる「Core P5 TG V2 Black Edition」がリリースされた。従来同様に5mm厚の強化ガラスとフルオープンの開放感が特徴で、水冷システムや搭載グラフィックスカードなど、システムのすべてをディスプレイできる。

設置方法は、縦置き・横置き・壁掛けの3方向レイアウトに対応。マザーボード配置は正立・倒立いずれにも対応し、モジュラー方式のマウントアレイを組み合わせ、システムを自由に構築できる「Dismantlable Modular Design」を特徴とする。

冷却ファンは120mm×4/140mm×3を実装可能で、水冷ラジエターは最長480mmサイズに対応。DIY水冷用にラジエターとポンプユニット用のブラケットも付属する。

グラフィックスカードは最大320mmをマルチGPU構成で組み込める仕様になっており、ライザーケーブルを使用した垂直マウントもサポート。CPUクーラーは全高180mm、電源ユニットは奥行き最大200mmまで対応する。

また、ドライブベイは、3.5インチ/2.5インチ×1のHDDトレイ、3.5インチ×1または2.5インチ×2のHDDブラケット、マザーボード背面に3.5インチ/2.5インチ×3を備える。拡張スロットは8基。

対応フォームファクタは、ATX/MicroATX/Mini-ITX。外形寸法はW333×D570×H608mm、重量16.3kg。フロントI/Oは、USB3.0×4、オーディオ×1を備える。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Thermaltake： http://www.thermaltake.com/