サイドパネルはスチールと強化ガラスの2種類から選択可能

COMPUTEX TAIPEI 2019のブースレポートで注目を集めたCooler Master「MasterBox CM694」シリーズの国内発売が6月21日より開始される。

定番ミドルタワーPCケース「CM 690」シリーズの最新モデルで、ラインナップは左サイドにスチールパネルを採用する「MasterBox CM694」と、強化ガラスパネルを採用する「MasterBox CM694 TG」の2モデル展開。

スチールパネルの「MasterBox CM694」（左）と、強化ガラスを採用する「MasterBox CM694 TG」（右）。後者にはボトムカバーが標準装備される

いずれも1つのトレイに、3.5インチHDDと2.5インチSSDを同時に搭載できる新設計トレイを2基備える「モジュラー型ドライブケージ」を3基実装。さらにマザーボードトレイ背面にはSSDブラケット×2を備え、内部ストレージは3.5インチHDD×6、2.5インチHDD/SSD×8に対応する。

また大型のグラフィックスカードを支える「グラフィックスカードスタビライザー」、I/Oポートを守る「ゴム製防塵キャップ」、優れたエアフローを実現する「カーブ状メッシュパネル」などを採用する。

外部ドライブベイは5.25インチ×2、拡張スロットは7+2段で、グラフィックスカードはスタビライザーなしで410mm、ありで350mm、ドライブケージありで280mm、電源ユニットは最大276mm、CPUクーラーは全高171mmまで対応。冷却ファンはフロント120mm×3（ODD搭載時は×2）/140mm×2、トップ120mm×3/140mm×2、リア120mm×1を搭載できる。

I/OポートはUSB3.0×2、USB3.1 Type-C×1、3.5mmジャック×2。本体サイズは「MasterBox CM694」がW220×D493×H506mm、「MasterBox CM694 TG」がW224×D493×H506mm。対応フォームファクタはE-ATX、ATX、MicroATX、Mini-ITX。なおこの製品については近日中に詳細検証をお届けする予定なので楽しみにしていて欲しい。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Cooler Master Technology Inc.： http://apac.coolermaster.com/jp/