2019.06.20 20:00 更新
2019.06.20 配信
エンタープライズ向けでは、トップクラスの省電力性能を備えたNVMe SSDがSK Hynixから。量産開始は2019年後半予定で、すでに主要顧客にはサンプルの提供が開始されている。
コントローラは8chのNANDインターフェイスを備えた独自ICで、NANDフラッシュには72層3D TLCを採用。フォームファクタはM.2とU.2の2種で、容量はそれぞれ最大4TBと最大8TBまで用意される。
今回の製品がターゲットとしているのは、読込集中型または混合処理型のアプリケーションで、転送速度はシーケンシャル読込が最大3.2GB/sec、ランダム書込が最大160,000IOPS、消費電力は14W以下。
なお来年量産される96層4D NANDフラッシュをベースにしたモデルでは、容量は最大16TBまで拡張される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
SK Hynix: http://www.skhynix.com/