2019.07.03 10:07 更新
2019.07.02 配信
AMDのワークステーショングラフィックスカード「Radeon Pro WX」シリーズから、ロープロファイルサイズのエントリーモデルが登場した。1スロット占有のスリムクーラーを搭載し、バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x8/x16形状)、補助電源コネクタは不要だ。
コアアーキテクチャはRadeon RX 400/500シリーズと同じ、製造プロセス14nm FinFETのPolarisを採用。ビデオメモリはGDDR5 4GB、ディスプレイ出力はminiDisplayPort1.4×4を備え、8K(7,680×4,320ドット)の高解像度表示や、4K(3,840×2,160ドット)の4画面表示に対応する。
主なスペックはコンピュートユニット数10基、ストリームプロセッサ数640基、メモリバス幅は128bitで、メモリ帯域幅96GB/sec、ピーク性能は単精度(FP32)3.3TFLOPS、倍精度(FP64)104GFLOPS。
TDPは50W、ボード長は168mmで、APIはDirectX 12.0、OpenGL 4.6、OpenCL 2.0、Vulkan 1.1をサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/