2019.07.26 11:32 更新
2019.07.26 配信
著名オーバークロッカーである清水貴裕氏とのコラボレーションにより開発された、超高性能グリスが親和産業から。
これまでの高性能グリスは、常温から極冷までをカバーするため粘度が高くなりがちで、“冷えるけど塗りにくい”という欠点があった。そこで「SMZ-01R」では、敢えてターゲットを常温に絞ることで、13.2W/m・kという高い熱伝導率を実現しながら、塗りやすさを重視した低粘度マテリアルを採用する。
さらに素材の配合にも工夫をすることで、極限まで薄塗りができ、“塗りやすくてよく冷える”グリスが完成したという。
主なスペックは粘度90~100pas、耐熱温度-50~250℃、容量約2g。ケースは扱いやすいシリンジタイプで、コストを抑えるため簡易パッケージを採用する。なお長期保存する際は、ジップバッグ(別売)などの使用が推奨されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
親和産業: https://www.shinwa-sangyo.co.jp/