2019.08.07 10:18 更新
2019.08.06 配信
4月2日に、最大56コア/112スレッドに対応するデータセンター向けCPU「第2世代Xeonスケーラブル・プロセッサ」を発表したIntel。ただし28コア以上の「Xeon Platinum 9200」シリーズは、いずれもマザーボード上に直接実装するBGAパッケージで提供されるため、汎用性に欠けていた。
その欠点を解消すべく、ソケット仕様になった次世代Xeonスケーラブル・プロセッサ「Cooper Lake」が発表された。56コア/112スレッドに対応しながら、現行の「Xeon Platinum 9200」シリーズより消費電力が削減され、ワットパフォーマンスが向上。
また既存のソケット版最上位となる「Xeon Platinum 8200」シリーズに比べて、メモリ帯域も拡張されている他、ニューラルネットワーク向けbfloat16をサポートし、AI学習や機械学習などで力を発揮するとしている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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