2019.08.08 09:47 更新
2019.08.07 配信
今年1月の技術カンファレンス「Next Horizon」にてアナウンスされた、「ROMA」ことAMDの新サーバー向けCPU「EPYC 7002」シリーズが正式発表された。
今年7月に発売が開始された第3世代Ryzenシリーズと同じく、コアアーキテクチャには製造プロセス7nmの「Zen 2」を採用。チップレット技術により、最大8コアのCPUダイ「CCD」を8基搭載することで、シングルCPUで64コア/128スレッドのメニーコア構成を可能にしているのが特徴だ。
8個のCPUダイとIOダイはAMDの独自インターコネクト技術「Infinity Fabric」で接続 |
またx86アーキテクチャのサーバー向けCPUでは初めてPCI-Express4.0に対応。より高速なGPUアクセラレーターやNVMeストレージを接続でき、特に仮想化環境でのパフォーマンス向上が期待できるという。
プラットフォームは従来同様Socket SP3、PCI-Express4.0レーン数は128、メモリは8チャンネルのDDR4-3200で、TDPは最大225W。なお製品ラインナップは以下の通りで、価格は450~6,950ドル。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/