フォームファクタはU.2とHHHLの2種

AMDの新サーバー向けCPU EPYC7002シリーズに対応する、PCI-Express4.0接続のNVMe SSDの新製品。PCI-Express3.0接続の従来モデルから2倍のスループットを達成し、転送速度はシーケンシャル読込最高8.0GB/sec、ランダム読込最高1,500,000IOPSという高速データ転送を可能にした。

フォームファクタはPCI-Express4.0（x4）接続のU.2と、PCI-Express4.0（x8）接続のHHHLの2種で、容量は前者が最大30.72TB、後者が15.36TB。なおNANDフラッシュは容量512Gbitの第5世代TLC V-NANDを採用する。

グローバル市場向け発売は2019年第3四半期後半予定で、従来のPCI-Express3.0プラットフォームにも対応。またSamsungでは、EPYC 7002シリーズ向けRDIMM/LRDIMMとして、8GB～256GBをラインナップ。CPUごとに最大4TBという大容量メモリ環境を構築できる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/