2019.08.26 14:31 更新
2019.08.26 配信
ソニーより、耳に装着するだけで仲間と長距離会話ができるコミュニケーションギア「NYSNO-100」がリリース。スタートアップ創出支援「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」のオーディションを通過したアイテムで、クラウドファンディングサイト「First Flight」におけるプロジェクトが始まっている。
片耳ヘッドセットのような外観ながら、通話にスマートフォンなどの外部デバイスは不要。「NYSNO-100」同士がBluetoothで通信し、通話を行う。あらかじめ登録したユーザー同士で2者間通信距離最長約500mの範囲で通話できるほか、ソニー独自の「グループトーク」機能により最大3名で同時会話が可能。なお、インカムアプリ「Callsign」を使用することで、会話人数や距離は無制限に拡張できるという。
耳を塞がずに周囲の音が聞こえるアンビエントイヤーピースや風切音を軽減する内蔵マイクといった、オーディオ開発由来のノウハウを投入。耳に合わせてサイズを選べるイヤーピース、激しい運動でも外れなイヤーハンガー付きで、IPX5/IPX7相当の防水とIP6X相当の防塵にも対応している。
接続インターフェイスはBluetooth 5.0(Class1)で、バッテリーライフは連続通話4時間、連続スタンバイ15時間とされる。重量は約14g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/