Ultra OCとSilent OCの2種類のBIOSを切り替え可能

PowerColorから、RDNAアーキテクチャを採用するAMD Radeon RX 5700/5700 XTグラフィックスカードの新モデルが登場した。

VGAクーラーには、100mm口径のデュアルボールベアリングファン×2とφ6mm×5本のヒートパイプを実装するオリジナルデュアルファンクーラーを搭載。また高効率なDr.MOSの電源回路や、Ultra OCとSilent OCの2種類のBIOSを切り替えて使用できるオリジナル基板を採用する。

その他、GPUの温度が60℃未満のときにはファンの回転を停止する「Mute Fan Technology」や、基板の歪みを抑える1.5mm厚のメタル製バックプレートなどを備える。

Radeon RX 5700 XTを搭載する「AXRX 5700 XT 8GBD6-3DHR/OC」のスペックは、ベースクロック1,650MHz、ゲームクロック1,795MHz、ブーストクロック1,905MHz、メモリクロック14.0Gbps、メモリバス幅256bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載する。

Radeon RX 5700を搭載する「AXRX 5700 8GBD6-3DHR/OC」のスペックは、ベースクロック1,565MHz、ゲームクロック1,720MHz、ブーストクロック1,750MHz、メモリクロック14.0Gbps、メモリバス幅256bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載する。

いずれも出力インターフェイスはHDMI×1、DisplayPort×3、補助電源コネクタは8+6pin、バスインターフェイスはPCI-Express4.0（x16）で、カードサイズは240×132×41mm。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
TUL（PowerColor）： http://www.powercolor.com/