2019.08.27 10:47 更新
2019.08.26 配信
UL Benchmarksより、定番の3Dベンチマークソフト「3DMark」への新たな性能テスト「3DMark VRS feature test」の追加がアナウンス。「Variable-Rate Shading」(可変レートシェーディング/VRS)を使用した際のパフォーマンスと画質の違いを比較できる。
可変レートシェーディングは、画質への影響が軽微なフレームへの描画リソースを減らすことで、パフォーマンスを向上させるDirectX 12の機能。遠く離れたオブジェクトや深い影に隠れたフレームなどのシェーディングレートを下げることで、視覚的な品質の低下を防ぎつつ高いフレームレートでゲームを実行できるというもの。
新しい「3DMark VRS feature test」では、まず最初のフェイズで可変レートシェーディングを無効化してレンダリング。続く2回目のフェイズで可変レートシェーディングを有効化し、それぞれの平均フレームレートを算出・比較することができる。また、可変レートシェーディング設定をオンザフライで変更し、フレームレートと画質への影響を確認できるインタラクティブモードも備えている。
新テストは、Windows 10 Version 1903以降の環境における、NVIDIA Turing世代のGPUやIntelの“Ice Lake”CPUといった可変レートシェーディングに対応したGPUで使用可能。3DMark Advanced Editionおよび3DMark Professional Editionで利用できる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
UL Benchmarks: https://benchmarks.ul.com/