2つのヒートシンクで異なる放熱経路により冷却性能を向上

Inno3Dブランドから、100mmファンを2基搭載した大型VGAクーラーを搭載する、グラフィックスカード2種がリリース。いずれも2ブロック構成のヒートシンクは、4本のヒートパイプで連結され、前方ヒートシンクと後方ヒートシンクで異なる放熱経路設計を採用。これにより効率的な冷却ができるとしている。

またクーラーのサイドには、「INNO3D」ロゴを表示する小型LEDディスプレイを標準装備。さらに背面には基板全体を保護するメタル製バックプレートを搭載する。

「INNO3D GEFORCE RTX 2080 SUPER GAMING OC X2」は、GeForce RTX 2080 SUPERを搭載する上位モデル。コアブーストクロックは1,845MHz、メモリスピードは14Gbps、メモリバス幅は256bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載。

「INNO3D GEFORCE RTX 2070 SUPER GAMING OC X2」は、GeForce RTX 2070 SUPERを搭載する下位モデル。コアブーストクロックは1,815MHz、メモリスピードは14Gbps、メモリバス幅は256bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載。

いずれもバスインターフェイスはPCI-Express3.0（x16）、ディスプレイ出力はDisplayPort1.4×3、HDMI2.0b×1、補助電源コネクタは8pin×2で、カード長さは300mm、高さは140mm、スロットは3スロット。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
InnoVISION Multimedia Limited.（Inno3Dブランド）： http://www.inno3d.com/