2019.09.19 10:00 更新
2019.09.19 配信
フロントからトップにかけ、ライン状にARGB LEDストリップを内蔵させたミドルタワーPCケースの新作。同梱のAdjust R1コントローラーまたは対応マザーボードに接続すれば、ソフトウェアによるイルミネーションの制御ができる。
外観上の特徴として、フロント左サイドパネル、トップの計3面に強化ガラスパネルを採用。一見して密閉型に見えるが、フロント両サイドには通気孔を設けることで、開放状態のような通気性と密閉状態のような静音性を両立させている。
さらにトップパネルは、防塵フィルタ付きファンブラケット(付属)と交換が可能。冷却ファンおよびラジエターの設置ができるようになる。
内部構造は詳細検証をお届けした「Define R6 USB-C」譲りのオープンレイアウト構造への変更が可能。フロントパネル裏手にある、2.5/3.5インチ共用シャドウベイを構成するドライブプレートを外せば、長尺グラフィックスカードの装着をはじめ、DIY水冷構築に向く広いスペースが確保できる。
ドライブベイレイアウトは、2.5/3.5インチユニバーサルドライブブラケットx6(最大11)、Dedicated 2.5ドライブ専用ブラケットx2(最大4)。冷却ファンレイアウトは、フロント120/140mmx3(Dynamic X2 GP-14×2基標準装備)、リア120/140mmx1(Dynamic X2 GP-14×1標準装備)、トップ120/140mmx3(ブラケット換装時)、ボトム120/140mmx2。
ラジエターはフロント120/240/360mmサイズまたは140/280mmサイズ、リア120mmサイズ、トップ120/240/360mmサイズまたは140/280/420mmサイズ、ボトム120/240mmサイズまたは140/280mmサイズ。
対応フォームファクタはE-ATX(最大285mm幅まで)、ATX、MicroATX、Mini-ITX。各有効スペースは、CPUクーラーが高さ185mmまで、グラフィックスカードが長さ440mmまで、電源ユニットが長さ300mmまで、裏配線スペースは23mm。
外形寸法はW233xD552xH498mm、重量12.64kg。なお国内発売日および想定売価は現時点アナウンスされていない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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