4K解像度の4画面表示に対応

Ryzen Embedded V1000/R1000シリーズを搭載した、3.5インチサイズ（102×147mm）のシングルボードPC。グラフィックス機能はAPU内蔵のRadeon Vegaで、HDMI2.0×2に加え、LVDSとeDPの内蔵ディスプレイ出力を標準装備。これにより4Kの4画面同時表示にも対応する。

APUはクアッドコアのV1605B（2.0～3.6GHz）、デュアルコアのV1202B（2.3～3.3GHz）、R1606G（2.6～3.5GHz）、R1505G（2.4～3.3GHz）の4種類が選択でき、TPM2.0チップによるハードウェアセキュリティ機能を搭載。また冷却はアクティブクーラーとパッシブクーラーを選択できる。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-SODIMM×2（最大32GB/2,400MHz/ECC対応）、拡張スロットはM.2×1（Mキー/2280）、M.2×1（Eキー/2230）、ネットワークはIntel I211ATによるギガビットLAN×2を備える。

インターフェイスはUSB2.0×1（内部ピンヘッダ）、USB3.1×4、SATA3.0（6Gbps）×1、シリアルポート×4（内部ピンヘッダ×3/外部×1）など。オーディオチップはRealtek ALC269Q-VC3-GRで、動作温度は0～60℃。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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