2019.10.07 12:53 更新
2019.10.04 配信
パナソニックより、日本で最も古い手作り茶筒の老舗である「開化堂」とコラボした、茶筒型のワイヤレススピーカー「響筒」をリリース。11月8日より開化堂にて100台限定で販売する予定で、10月5日より30台分の先行予約を受け付ける。価格は税抜300,000円。
パナソニックの家電デザイナーと京都の伝統工芸の継承者による、モノづくり共創プロジェクト「Kyoto KADEN Lab.(京都家電ラボ)」から生まれた製品。開化堂の匠の手仕事による茶筒とデジタル技術を融合させ、ワイヤレススピーカーに仕上げた。
開化堂の茶筒の特長である極めて高い密閉性を生かし、フタの開閉と音のON/OFFを連動。フタを開けるとまるで茶葉の香りが広がるように音が立ち上がり、閉じる際はフタが重力に従ってゆっくり落ちると同時に音がフェードアウトする。
本体には「響筒」のために創られたオリジナル音源がインストールされており、オルゴールのように音楽を楽しむ機能も備えている。広帯域で聴きやすい独自開発のDSP(Digital Signal Processor)を内蔵、音質にもこだわった。
また、真鍮素材の本体は、触れるほどに濃い飴色になり、経年変化が楽しめる仕様。本体底面には本革を採用、非接触給電方式により充電台に置くだけで充電できる。
バスレフ型の1Way 1スピーカー形式で、接続インターフェイスはBluetooth 4.2(Class2)に対応。プロファイルはA2DP(SCMS-T非対応)/AVRCP、対応コーデックはAAC/SBC。外形寸法直径80×高さ91.5mm、重量約500g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
パナソニック株式会社: http://panasonic.jp/