2019.10.08 10:40 更新
2019.10.07 配信
Intelは、開発コードネーム「Cascade Lake」と呼ばれるハイエンドデスクトップCPUおよびワークステーションCPUを発表した。いずれもコア数は先代「Skylake」と同じ最高18コア/36スレッドだが、最上位モデルの価格はそれぞれ1,979ドル(Core i9-9980XE)→979ドル(Core i9-10980XE)、2,553ドル(Xeon W-2195)→1,333ドル(Xeon W-2295)へと約2分の1に抑えられており、コストパフォーマンスの高さが特徴だ。
Core Xシリーズ | Xeon W-2200シリーズ |
ハイエンドデスクトップCPU「Core X」シリーズに追加されたのは、18コア/36スレッドの「Core i9-10980XE」を筆頭に計4モデル。TDPは165W、メモリはクアッドチャネル対応のDDR4-2933で、PCI-Express3.0レーンは合計72レーン。
ワークステーション向けCPU「Xeon W-2200」シリーズに追加されたのは、18コア/36スレッドの「Xeon W-2295」を筆頭に計8モデル。TDPは105W~165W、メモリはクアッドチャネル対応のDDR4-2933(一部モデルはDDR4-2666)で、PCI-Express3.0レーンは合計72レーン。
いずれも自動オーバークロック機能「Intel Turbo Boost Max 3.0」や、ディープラーニング性能を高める「Intel Deep Learning Boost」などの機能に対応。またマルチスレッド処理を得意とするため、3Dレンダリングや3D CAD、AI開発、ビデオ動画編集などの高度な作業ワークフローに向く。なおグローバル市場向け発売は11月より開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/