2019.10.08 11:15 更新
2019.10.07 配信
Cascade Lakeこと、Intelの最新ハイエンドデスクトップCPU「Core X」シリーズに対応する、Intel X299マザーボードがMSIから。
Creator X299 |
「Creator X299」は、ビデオ編集やアニメーションなど、高負荷ワークロードを前提としたクリエイター向けモデル。大型のアルミニウム製ヒートシンクや、負荷を分散する3基の補助電源コネクタ、各90A出力に対応する12フェーズのデジタル電源回路などを組み合わせることで、常に安定した動作が可能になる。
またASMediaの最新USBコントローラ「ASM3242」×2によるUSB3.2 Gen.2ポートや、オンボード×3、M.2 XPANDER-AERO(M.2×4搭載)の計7基のM.2スロット、Aquantia「AQC107」による10ギガビットLAN、Intel「I219-V」によるギガビットLAN、Intel AX200によるWi-Fi 6など、拡張性に優れるのも特徴だ。
メモリスロットはDDR4-4266+×8、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、フォームファクタはE-ATXで、ストレージはM.2の他、U.2×1、SATA3.0(6Gbps)×8を搭載する。
X299 PRO 10G | X299 PRO |
またスタンダード向けモデルとして、10ギガビットLANカードと、M.2 XPANDER-Z(M.2×2搭載)が付属する「X299 PRO 10G」と、これらの拡張カードを省略した「X299 PRO」が用意される。
基本スペックは共通で、メモリスロットはDDR4-4200+×8、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×6、M.2×2。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、フォームファクタはATXで、ネットワークはRealtek「RTL8125-CG」による2.5ギガビットLANと、Intel「I219-V」によるギガビットLANを搭載する。
なお現時点、これらの製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://www.msi.com/