2019.10.09 14:35 更新
2019.10.09 配信
AMDは、OEMおよびSIパートナー向けに「Zen 2」アーキテクチャを採用した「Ryzen 9 3900」の提供を開始したことを発表した。なおローンチは9月24日とされている。
「Ryzen 9 3900X」と同じ、12コア/24スレッドながらTDPは65Wに抑えられており、高性能のゲーミングPCからスモールフォームファクターまで、幅広いシステムで優れたパフォーマンスを提供できるとしている。
主なスペックはベースクロックが3.10GHz、最大クロック4.30GHz、L1キャッシュ768KB、L2キャッシュ6MB、L3キャッシュ64MB、PCI-Express4.0は16レーン、メモリはDDR4-3200、最大温度は95℃とされ、ベースクロックが-0.7GHz、ブーストクロックが-0.3GHzされている以外はスペック的には違いはなし。「Precision Boost Overdrive」や手動によるオーバークロックも可能になるという。
また中国市場のOEM/SI向けにはミドルレンジクラスの「Ryzen 5 3500X」の投入もアナウンスされている。なおこちらのプロセッサについては、現時点で詳細スペックは明らかにされていない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/