大量の物理演算処理を快適にこなす、ハイエンドメニーコアCPU搭載モデル

iiyamaPCのSENSE∞ブランドより、ファー表現・流体シミュレーション向けのハイエンドBTOが2機種発売。動物や衣服などのファー表現、激しく波立つ水面の流体シミュレーション、炎や雷・霧などのエンバイロメントエフェクト処理に必要とされる、大量の物理演算処理のためのメニーコアCPUを搭載する。

上位機種の「SENSE-RM39-LCRT2W-ZYI-CMG [CG MOVIE GARAGE]」は、CPUに32コア/64スレッド対応のRyzen Threadripper 2990WX、グラフィックスにNVIDIA TITAN RTXを搭載。マザーボードにASRock「X399 Taichi」（AMD X399）を採用し、DDR4-2400 64GB（16GB×4）の大容量メモリを実装。ストレージはIntel Optane SSD 900Pシリーズ480GBで、DVDスーパーマルチドライブ、80PLUS GOLD認証取得の850W電源が標準構成で組み込まれる。搭載OSはWindows 10 Pro（64bit）。

「SENSE-R0X5-R93X-XYX-CMG [CG MOVIE GARAGE]」は、CPUに12コア/24スレッドのRyzen 9 3900X、グラフィックスにはGeForce RTX 2080 Tiを採用したスタンダードモデル。マザーボードはAMD X570チップのASUS「X570-PRO」で、メモリはDDR4-1866 64GB（16GB×4）、ストレージには500GB NVMe SSDを実装する。DVDスーパーマルチドライブを備え、80PLUS GOLD認証取得の850W電源を搭載。OSは同じくWindows 10 Pro（64bit）がプリインストールされる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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