2019.10.29 12:30 更新
2019.10.29 配信
「ET-L10」は、Androidプラットフォームを採用したハンディターミナル。液晶は5.7インチ(720×1,440ドット)で、OSはAndroid 9をプリインストールする。
最近では、OSの高性能化や通信速度の高速化、さらに低コストで導入できることから業務用端末としてスマートフォンを利用することが増えている。しかし、スマートフォンを利用する場合には、別途スキャナを増設する必要がある他、堅牢性にも不安があり、実務におけるニーズを完全に満たすことができなかった。
そんな欠点を解消するべく投入されたのが「ET-L10」だ。商品バーコードや電子カルテ、患者IDなどのバーコードを読み取ることができるスキャナ機能を実装。さらに1.5mの落下や、IP65準拠の防塵/防水仕様のタフネス筐体を採用した。
プロセッサはQualcomm 1.8GHzオクタコアプロセッサ、メモリはRAM 2GB、ROM 16GBで、ネットワークはIEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 5.0に対応。インターフェイスはC-MOSスキャナの他、1,300万画素カメラ、NFC、USB Type-C、nanoSIMスロット、microSDスロットなどを備える。
本体サイズはW79×D162×H15.5mm、重量約240g、バッテリー駆動時間は約12時間。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
カシオ計算機株式会社: http://www.casio.co.jp/