2019.11.07 11:35 更新
2019.11.07 配信
グローバルリリースで既報。MSIの新型Intel X299マザーボード2機種の国内発売日、および市場想定売価がアナウンスされた。いずれもAquantia「AQC107」による10ギガビットLANに対応し、最大20GbpsのASMedia製USB3.2 Gen.2×2コントローラ「ASM3242」 を搭載。またCascade Lakeこと、新Core Xシリーズに対応する。
Creator X299 |
「Creator X299」は、E-ATXフォームファクタに対応するクリエイター向けハイエンドモデル。製品にはPCI-Express3.0(x4)接続のM.2スロットを4基備える「M.2 XPANDER-AERO」と、Thunderbolt 3ポート×2、DisplayPort×2を備えた「Thunderbolt 3拡張カード」が付属する。
また電源回路には、3基のCPU 8pinコネクタと「Core Boostテクノロジー」を採用した12フェーズのデジタル電源回路を採用。またメモリクロックは4,266MHzまでのサポートが謳われるなど、オーバークロックにも十分耐えられる仕様にした。
主なスペックは、メモリスロットがDDR4×8(最大256GB)、拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4、ストレージはTurbo M.2×3、「M.2 XPANDER-AERO」によるM.2×4、U.2×1、SATA3.0(6Gbps)×8。ネットワークは10ギガビットLANの他、Intel I219-VによるギガビットLANと、Intel Wi-Fi 6 AX200によるIEEE 802.11ax+Bluetooth 5.0に対応する。
X299 PRO 10G |
「X299 PRO 10G」は、ATXフォームファクタに対応するスタンダードモデル。10ギガビットLANは、拡張カードで提供され、さらに「M.2 XPANDER-Z」が付属する。
主なスペックはメモリスロットがDDR4-4200+×8(最大256GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)×6、Turbo M.2×2、「M.2 XPANDER-Z」によるM.2×2。拡張スロットはPCI-Express3.0(x16)×4。オンボードネットワークはRealtek「RTL8125-CG」による2.5ギガビットLANと、Intel「I219-V」によるギガビットLANを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://jp.msi.com/