3K解像度のRetinaディスプレイ搭載。最大で64GBメモリ+8TB SSDも選択可能

Appleより、既存の15インチモデルを置き換える16インチの「MacBook Pro」が発表された。画面サイズの変更に加え、最大80％パフォーマンスが向上するというスペックの強化、新設計のキーボードなどを特長とする。

15インチモデルからそれほど変わらない大きさながら、ベゼル幅を狭めて大画面化・高解像度を実現。解像度は3,072×1,920ドット（226ppi）、明るさ500nit、P3の広色域に対応し、キャリブレーション済みで出荷される。

キーボードも再設計されたシザータイプのバックライト付き「Magic Keyboard」に刷新。より深い1mmのストロークで打鍵感が改善したほか、Touch BarからEscキーが独立した。同じく独立したTouch ID、感圧トラックパッドを備える。

最大構成でCPUは8コアの第9世代Core i9、グラフィックスはRadeon Pro 5500Mを搭載。メモリは標準で16GB、ストレージは512GB/1TB SSDで、カスタマイズにより64GBメモリ、8TB SSDを選択できる。なお、8TBストレージはノートPC史上最大の容量だ。搭載OSはmacOS Catalina。

そのほか、ネットワークは802.11ac無線LAN+Bluetooth5.0、インターフェイスはThunderbolt 3対応のType-C（DisplayPort出力対応）×4を搭載。オーディオも刷新され、低音を強化しDolby Atmosに対応した6基のスピーカーを内蔵する。

外形寸法はW357.9×D245.9×H16.2mm、重量2kg。最大11時間のブラウジング、動画再生が可能な100Whリチウムポリマーバッテリーを内蔵している。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Apple Inc.： https://www.apple.com/jp/