2019.11.18 10:43 更新
2019.11.18 配信
ソフトバンク株式会社より、ヤフーとLINEの経営統合の基本合意がアナウンス。ヤフー株式会社の親会社であるZホールディングス株式会社とLINE株式会社の経営統合について、LINE親会社のNAVER Corporation(本社:韓国)との間で基本合意書が締結された。
ソフトバンクとNAVERの両社は、2019年6月中旬より提携など様々な可能性を協議する中で、ヤフー(Zホールディングス)とLINEの経営統合の判断に発展。8月上旬頃より本格的な検討を進めてきた。プレスリリースによれば、「両社の経営資源を集約し、統合会社においてそれぞれの事業領域におけるシナジーを追求する」とのことで、経営統合によりSNSやインターネット関連事業を幅広く取り扱うIT企業が生まれることになる。
なおソフトバンクとNAVERの両社は、独占禁止法などの競争法や外為法の審査を受け、2019年12月を目処に法的拘束力のある最終統合契約締結を目指す。今後は、両社が株式公開買付けを行いLINEを非公開化。それぞれが50%ずつ共同出資する新会社を設立し、ヤフーとLINEを傘下に収めたZホールディングスを保有する流れが構想されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ソフトバンク株式会社: http://www.softbank.jp/