2019.11.18 15:21 更新
2019.11.18 配信
「G292」シリーズは、2U規格の筐体に最大8台のGPGPUカードを搭載できるGPUサーバー。CPUは第2世代EPYCに対応し、シングルソケットモデルの「G292-Z22」と、デュアルソケットモデル「G292-Z42」が用意される。
G292-Z42 |
GPGPUカードは、NVIDIA Tesla V100を始めとしたPCI-Express3.0規格に対応し、フロントには計8段のホットスワップベイを搭載。またフロントとリアに設けられた空冷ファンによって生成されるエアフロートンネル構造により、冷却性能を高めた。なおPCI-Express4.0規格のGPGPUカードにネイティブ対応する「G292-Z20」「G292-Z40」も2020年はじめに投入される予定。
G482-Z50 |
「G482-Z50」は、第2世代EPYCをデュアル実装する4Uサイズのラックマウントサーバー。CPUあたりPCI-Express3.0規格のGPGPUカードを各5台、最大10台まで搭載可能。なお各GPGPUカードは、PCI-Expressスイッチを介して接続され、GPU間通信のレイテンシを最小限に抑えることができる。
またSATA/SAS対応の3.5インチホットスワップベイは12段、SATA/SAS/NVMe対応の2.5インチホットスワップベイを10段備え、GPUだけでなくストレージの高密度化が可能。
G482-Z51 |
「G482-Z51」は、第2世代EPYCをデュアル実装する4Uサイズのラックマウントサーバー。こちらはPCI-Express4.0スロットを備え、世界初の7nmプロセス準拠のデータセンターGPU「Radeon Instinct MI50」(半精度演算性能FP16/約27TFLOPS)を組み合わせれば「AMD on AMD」ソリューションを実現できる。
なおGPGPUカードは最大8枚まで対応し、PCI-Express3.0世代との下位互換も維持されている。
T181-Z70 |
「T181-Z70」は、1OU規格に準拠したデュアルEPYC対応のGPUコンピューティングノード。筐体のリア部分にGPGPU向けのデュアルスロットPCI-Express3.0×4、フロントには2.5インチホットスワップベイを4段搭載。さらにネットワーク機能やストレージ機能を拡張するため、ロープロファイルのPCI-Express3.0×2を備える。
G241-G40 |
「G241-G40」は、PCI-Express3.0のGPGPUカードを4台搭載できる2UサイズのGPUサーバー。ドライブベイはフロントアクセスの3.5インチホットスワップベイ4段に加え、マザーボード上にM.2スロットを2基搭載。また拡張スペースには、1.5U分の充分なクリアランスを設けることで、アクティブ・パッシブに関係なくさまざまなGPGPUカードをサポートする。
G591-HS0 |
「G591-HS0」は、筐体背面からスライドする2つの拡張スロットトレイを介して、最大40台(トレイあたり20台)のPCI-Express3.0ロープロファイル規格のGPGPUカードを搭載できる5UサイズのGPUサーバー。ドライブベイはSATA/SAS対応のホットスワップベイ×6、NVMe対応のホットスワップベイ×4で、拡張カード用のPCI-Express3.0(x8)ロープロファイルスロットも備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE TECHNOLOGY: https://www.gigabyte.com/