2019.11.18 20:00 更新
2019.11.17 配信
Intelは11月17日より米コロラド州で開催されている「Supercomputing 2019」において、HPC/AIアクセラレーション向けに最適化された汎用GPU「Ponte Vecchio」を発表した。
高性能かつ柔軟性の高いディスクリートの汎用GPUで、7nmプロセスのXeアーキテクチャを採用。Intelの3Dダイスタッキング技術「Foveros 3D」や高性能・高密度パッケージング技術「EMIB(Embedded Multi-die Interconnect Bridge)」を用いて、広帯域幅メモリやCompute Express Linkベースのインターコネクトなどが1つのパッケージに統合されている。
また「Ponte Vecchio」は、2021年にIntelが米エネルギー省所有のアルゴンヌ国立研究所に納入するスーパーコンピュータ「Aurora」に採用される予定となっている。
秒間100京回演算が可能な米初の“エクサスケール”システムとなる「Aurora」には、10nmプロセスの次世代Xeonスケーラブル「Sapphire Rapids」が2基、「Ponte Vecchio」が6基搭載され、200以上のノードで構成。Intel Optane DC persistent memoryに対応し、10PB超のメモリと230PB以上のストレージをサポートするという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Intel Corporation: http://www.intel.com/