CL15の超低レイテンシDDR4-4000メモリも登場

G.SKILLから、Intel Core Xおよび、AMD第3世代Ryzen Threadripperの最新「HEDT」CPUに対応する大容量クアッドチャネルメモリキットが登場した。

Intel X299向けの256GB（32GB×8）メモリキットは最高DDR4-4000（18-22-22-42/1.35V）の高クロック動作に対応。こちらはASUS「PRIME X299-DELUXE II」およびMSI「Creator X299」とIntel Core i9-9920X/9820Xによる動作検証が行われており、複数の仮想マシンを同時に実行するような、メモリを大量に消費するワークロードに向く。

またDDR4-4000の高クロックかつ15-16-16-36（1.50V）の超低レイテンシ駆動のメモリキットも同時リリース。こちらはASUS「RAMPAGE VI EXTREME ENCORE」およびMSI「Creator X299」と、Intel Core i9-10900Xの環境で動作検証が行われ、特に大量のデータを処理するワークステーションなどのワークロードに向く。

第3世代Ryzen Threadripper向けにも、DDR4-3600（CL16-19-19-39/1.35V）で256GB（32GB×8）の大容量モデルと、DDR4-3600（CL14-15-15-35/1.45V）で64GB（8GB×8）の低レイテンシモデルがラインナップ。こちらはいずれもASUS「ROG Zenith II Extreme」とAMD Ryzen Threadripper 3960Xの環境で動作検証が行われている。

なおこちらのリリースページでは、実際にメモリが動作しているスクリーンショットやBIOSのバージョンを確認することができるので、気になる人はチェックしてみるといいだろう。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
G.SKILL International Enterprise： http://www.gskill.com/