2019.11.27 15:32 更新
2019.11.27 配信
エーキューブより、AMD「Radeon Pro」シリーズの最新モデル「Radeon Pro W5700 8GB」の販売開始がアナウンス。7nmプロセスのRDNAアーキテクチャを採用したグラフィックスカードで、接続インターフェイスはワークステーション向けグラフィックスカードとして初めてPCI-Express4.0に対応した。
プロセス微細化に加え、ジオメトリエンジンと演算ユニットの再設計により、クロックあたりの性能は従来のGCNアーキテクチャ比で最大25%向上。ワットパフォーマンスも最大41%向上した。また、マルチタスクの大幅な高速化により、SPECviewperf 13ベンチマークによる比較では、競合製品に比べ最大5.6倍のCPU負荷でアプリケーションワークフローのパフォーマンスが発揮できたという。
はコンピュートユニットは36基で、ストリームプロセッサ数2,304基を内蔵。メモリバス幅256bit、メモリ帯域448GB/sec、ビデオメモリはGDDR6 8GBを実装する。単精度ピーク演算性能(FP32)は8.89TFLOPS、倍精度ピーク演算性能(FP64)とされる。
出力インターフェイスは、miniDisplayPort1.4×5、USB Type-C×1を装備。補助電源は8pin+6pin構成。2スロット占有のクーラーを備え、外形寸法はW111.76×D266.7mm。TDPは205Wとされる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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