2019.12.02 19:32 更新
2019.12.02 配信
産業用ソリューションや組み込み機器を手がけるポジティブワンから、システムオンモジュールの新製品が発売。ARM Cortex-A35ベースの64bit対応クアッドコアSoC Rockchip RK3308を搭載したモジュールで、音声認識や音声入出力処理のほか、スマートホームやホームゲートウェイなどのIoT分野における活用を想定している。
主な構成は、プロセッサコアがRockchip RK3308(最大1.3GHz)、RAM最大DDR3 512MB、ストレージ最大128GB eMMCなど。ネットワークは最大100Mbpsの有線LAN、802.11 /b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.2をサポート。複数のオーディオコーデックを内蔵し、最大720pのRGB/MCUディスプレイへ出力できる。
そのほか、インターフェイスはUSB2.0×1、USB2.0(OTG)×1、microSDスロットなど。BuildrootやLinux + MiniGUI/QT、ROS(Robot Operating System)など、複数のOSをサポートしている。モジュールの外形寸法はW45×D40.2mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ポジティブワン株式会社: http://www.positive-one.com/ja/