2019.12.04 10:37 更新
2019.12.03 配信
EIZOより、顕微鏡・内視鏡の映像を大画面で鮮明に表示できる57.5インチの手術用ディスプレイ「CuratOR EX5841」がリリース。顕微鏡の接眼レンズを覗く無理な姿勢から解放されるほか、執刀医の視界を医療チーム全員で共有できる。
解像度は最大3,840×2,160ドットに対応し、フルHDでは識別が難しい細部まで高精細で表示。色域はsRGBをカバーするほか、BT.2020対応カメラの映像を鮮明に表示するBT.2020エミュレーションをサポートする。パネルはVA方式で、コントラスト比1,000:1、最大輝度300 cd/m2、応答速度9.5ms、視野角は水平垂直178°。
前面はIP45、全体IP32の防水・防塵に対応。前面には硬度9Hの保護ガラスを備え、衝撃やキズ、汚れから画面を保護する仕様だ。また、手術室内の空気の流れを抑えるファンレス設計になっている。
入力インターフェイスは、12G-SDI(BNC)、DisplayPort 1.2、HDMI、DVI-Dの4系統を搭載し、12G-SDI(BNC)接続の場合は30mの長距離伝送も可能。USB2.0ハブ×2も備える。本体重量は約45kg。VESAマウントは400×400mm/400×200mmピッチに対応。最大消費電力は200Wとされる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
EIZO株式会社: http://www.eizo.co.jp/