2019.12.09 14:39 更新
2019.12.09 配信
ソニーが2018年7月から販売している、IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE(スプレッセンス)」に新バリエーション。新たにLTE-Mに対応するLTE拡張ボードの「CXD5602PWBLM1J」がリリースされた。
拡大を続けるIoT市場における需要が高まっている、低通信コスト・低消費電力・広範な通信カバレッジを兼ね備えたLPWA(Low Power Wide Area)ソリューションへの要求に応える製品。
Altair Semiconductor製の省電力チップセット「ALT1250」を採用し、LPWA通信規格の一つであるLTE-M(LTE Cat-M1)に対応。「SPRESENSE」のメインボードと組み合わせることで、各種センサーの情報やカメラ映像を取り込み、エッジAIが認識処理した圧縮データを送信することができる。
ボードサイズは45.0×50.0mmで、LTEバンド1/8/18/19をサポートするLTE-M対応のnanoSIMスロットを実装。インターフェイスは、デジタル最大4chのマイク入力、ヘッドホン端子、microSDスロット、GPIO、I2C、UARTなどを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/